みなさんは、日本に支社を置くネットワークビジネス会社の売り上げランキングを見たことはありますでしょうか?
基本は他の会社と比較をするということ自体も私は好きではないのですが、会社ランキングから見えてくる現実も隠れています。
あなたの会社はランクインしているか確認してみましょう。
ランキングを見ることで、今勢いに乗っている会社や人気急上昇してきている会社を知ることが可能になります。
去年と比較し、ランキング自体に大きな変動はありませんでしたが、新たにランクインされた会社も見受けられました。
今回ネットワークビジネスを始める方や、既にご自身の会社で活動されている方も売り上げランキングから知っておくべき現実を本記事で勉強しておきましょう。
目次
2020年売り上げランキング発表
2020年の売り上げランキングは2018年10月から2019年10月までの売上推計からランキングを算出しております。
そしてこのランキングは、あくまで日本に会社(支社)を置く会社のみでランキングが作られています。
例えば海外に会社があり、支社はないけど日本でも活動ができるという会社等についてはランキング対象外となります。
あくまで日本国内でのランキングになります。
それでは、気になるランキング発表です!
順位 | 社名 | 主力商品 |
1 | 日本アムウェイ | 栄養補助食品 |
2 | 三基商事 | 栄養補助食品 |
3 | フォーデイズ | 栄養補助食品 |
4 | ノエビア | 化粧品 |
5 | ニュースキンジャパン | 栄養補助食品 |
6 | アシュラン | 化粧品 |
7 | ベルセレージュ本社 | 化粧品 |
8 | フォーエバーリビングプロダクツジャパン | 栄養補助食品 |
9 | シャルレ | 下着 |
10 | モデーアジャパン | 栄養補助食品 |
11 | ナチュラリープラス | 栄養補助食品 |
12 | モリンダジャパン | 栄養補助食品 |
13 | 日本シャクリー | 栄養補助食品 |
14 | 高陽社 | 栄養補助食品 |
15 | ドテラ・ジャパン | エッセンシャルオイル |
16 | セプテムプロダクツ | 化粧品 |
17 | タッパーウェアブランズ・ジャパン | 台所用品 |
17 | シャンデール | 下着 |
19 | 赤塚 | 栄養補助食品 |
20 | グラントイーワンズ | 下着 |
21 | イオン化粧品 | 化粧品 |
22 | 日健総本社 | 栄養補助食品 |
23 | ロイヤル化粧品 | 化粧品 |
24 | ニナファームジャポン | 栄養補助食品 |
25 | サンクスアイ | 栄養補助食品 |
26 | アライヴン | 寝装品 |
27 | ザ マイラ | 化粧品 |
28 | サミットインターナショナル | 下着 |
29 | YOSA(バイオクイーン) | 美容機器 |
30 | TIENS JAPAN | 化粧品 |
31 | ライフバンテージジャパン | 栄養補助食品 |
32 | シナリー | 化粧品 |
33 | ピュア・クリスタル | 化粧品 |
33 | KZ1ジャパン(エクスフューズ) | 栄養補助食品 |
33 | アリックス(ARIIX) | 栄養補助食品 |
33 | ハーバライフ・オブ・ジャパン | 栄養補助食品 |
37 | シナジーワールドワイドジャパン | 栄養補助食品 |
38 | スリーピース | 栄養補助食品 |
39 | ペレグレイス | 化粧品 |
40 | グリーンプラネット | 水関連商品 |
41 | アイビー化粧品 | 化粧品 |
42 | マナビス化粧品 | 化粧品 |
43 | 三和 株式会社 | 水関連商品 |
43 | ジュネスグローバル | 化粧品 |
45 | アミン | 美容機器 |
46 | サンテクレアール | 栄養補助食品 |
47 | ケイエスビー | 寝装品 |
48 | エックスワン | 化粧品 |
49 | ベガ(VEGA) | 化粧品 |
50 | イオスコーポレーション | 栄養補助食品 |
51 | ハッピーファミリー | 栄養補助食品 |
51 | マナテックジャパン | 栄養補助食品 |
51 | カイアニジャパン | 栄養補助食品 |
51 | ユニシティ・ジャパン | 栄養補助食品 |
51 | M3(エムスリー) | 栄養補助食品 |
55 | シェラバートン | 化粧品 |
56 | カイアニジャパン | 栄養補助食品 |
56 | ローズライン | 寝具 |
56 | シークレットダイレクトジャパン | 化粧品 |
59 | ネオライフインターナショナル | 栄養補助食品 |
60 | オードビー・ジャポン | 化粧品 |
60 | エコロ・インターナショナル | 栄養補助食品 |
60 | スターライズジャパンホールディングスリミテッド | 化粧品 |
63 | セルフ | 栄養補助食品 |
63 | 日本ベスト | 美容機器 |
65 | エヌエーシー | 化粧品 |
66 | シー・エム・シー | 栄養補助食品 |
67 | ゼンノアジャパン | 栄養補助食品 |
67 | サンベール | 栄養補助食品 |
69 | IPSコスメティックス | 化粧品 |
69 | エムプラン | 栄養補助食品 |
71 | アトコントロール | 化粧品 |
72 | アイスター商事 | 化粧品 |
72 | 豊凛化粧品 | 化粧品 |
72 | ウィンライフ・ジャパン | ヘアカラー |
72 | クレス薬品 | 化粧品 |
72 | フォーライフリサーチジャパン | 栄養補助食品 |
72 | マイ・フレンド | 下着 |
78 | プレシャス | 栄養補助食品 |
78 | シーベヌ | 化粧品 |
78 | 国際友好交易 | 栄養補助食品 |
81 | ウイズ | 栄養補助食品 |
81 | レインボー | 寝装品 |
83 | ジョイ | 栄養補助食品 |
84 | オーエイチエスジャパン | 水関連商品 |
85 | 参壽恵本舗 | 栄養補助食品 |
86 | サンテックビオズ(旧DNA) | 栄養補助食品 |
86 | アフロゾーンジャパン | 美容機器 |
86 | ウィルサーチ | 栄養補助食品 |
86 | オリヴィス OriVis | 栄養補助食品 |
90 | ピュアーライフ | 栄養補助食品 |
90 | NIKKEN(ニッケン) | 健康機器 |
93 | スターリジャパン | 栄養補助食品 |
94 | リフウェル | 栄養補助食品 |
95 | 苔善 | 栄養補助食品 |
96 | ベルエアー | 栄養補助食品 |
97 | ピュアスター | 化粧品 |
98 | ビィゴライフ | 栄養補助食品 |
99 | ビー・エッチ・シー | 下着 |
99 | アストーラ | 化粧品 |
101 | アルペン総合研究所 | 栄養補助食品 |
102 | セモア | 下着 |
103 | ユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン | 栄養補助食品 |
103 | エルブ | 化粧品 |
103 | ミューズ | 栄養補助食品 |
103 | ラヴィ | 化粧品 |
107 | DNAジャパン | 栄養補助食品 |
108 | エポックモア | 下着 |
109 | ネオシャルム | 化粧品 |
110 | フォーチュンインターナショナル | 栄養補助食品 |
111 | 遊気創健美倶楽部 | 化粧品 |
111 | クリエイション | 化粧品 |
111 | プロティオス | 栄養補助食品 |
114 | コンフィアンス モビリア事業部 | 化粧品 |
115 | ビオータ | 栄養補助食品 |
116 | 日本ビーエフ | 栄養補助食品 |
117 | フローランサンティ | 栄養補助食品 |
118 | ソニア(SONIA) | 化粧品 |
119 | サンライダー・ジャパン・インク | 栄養補助食品 |
120 | SEIKAN | 水関連商品 |
120 | ミラクル | 栄養補助食品 |
いかがだったでしょうか?
やはりトップである日本アムウェイやその他上位にランクインしている三基商事やニュースキンも知名度が高く安定のランクインですね!
あなたの会社はどの位置にランクインしていましたか?
安心してください、何事もランキングが全てではないことを私は知っています。
新興企業で、これから伸びる会社は今後ランクインする可能性だってあります。
ただ、ランキングから見えてくる現実もしっかり把握した上で活動しなければなりません。
これからネットワークビジネスを始める人は、正しい判断で会社を選んでいただければ成功確率も格段に上がるのではないでしょうか。
ランキングから見えてきた現実
売上ランキングというものから、知っておかなければならない現実を理解しましょう。
ランキング上位=認知度が高い
つまり、ネットワークビジネスランキング上位に来る会社は、周囲の認知度が高いということです。
例えばあなたがこれからビジネスをする上で、
と普通なら思うかもしれません。
しかし、よーく考えてみましょう。
ネットワークビジネスは、はっきり言うと「世間からの嫌われ者」です。
こうなってしまったのも、これまで過去活動してきたディストリビューターの勧誘活動に問題があったのですが・・・
その原因の一つとして、目的を言わない勧誘があります。
これは別名「ブラインド勧誘」とか呼ばれたりします。
友人からご飯に誘われたけど、友人は自身のネットワークビジネスに勧誘するためにセッティングしています。
そのことは知らずに行ってみたら、最初は普通な会話を楽しんでいたのに、急に友人から収入の話やお金が大事、会社だけでは生きていくのは今後不安定だといったように、権利収入の必要性が問われたりします。
もしあなたが、友人に堂々と「アムウェイを始めました!」と言ったらどうなるでしょうか。
きっと周囲の目は、「あいつ、ネズミ講始めたんだって」とか「怪しいことしているから近づかないほうがいいよ」ってなる可能性も0ではありません。
ネットワークビジネスは評判が悪いのに、ランキング上位は認知度が高い。そのことを理解する必要がありそうです。
むしろランキング上位の会社は、不利益を被るかもしれませんね。
多くの会社が新規設立→倒産
では、ランキングに出てこない新しい会社が絶対いいのかということですが、一概にそうではないことも理解しなければなりません。
今ネットワークビジネス業界での会社数は、昔と比べ物にならないぐらい増えております。
日本だけでも、数千〜5千社あると言われている中、市場としては安定もしくは縮小の方を進んでおります。
今の時代で、5年もしくは10年と継続して経営できている会社はほとんどなく、立ち上がっては消えるということを繰り返しているようです。

甚だ疑問でしかありません。
主力製品で見ると
ランキングを見て分かりますと思いますが、上位ランクインしている会社のほとんどが栄養補助食品や化粧品等の「美と健康」を取り扱う物販です。
最近では、旅行を安く行けることをサービスとして提供している会社や格安SIMを販売して携帯料金を安く抑えながら、ネットワークビジネスが出来ることを推すような会社をSNSでよく見かけます。
例えば格安SIMの会社については、
- 5Gの時代に向け巨大なマーケットを獲得できますよ!
- 今の時代、スマホを持たない人はいないぐらい必需品だから需要がありますよ!
- 他の格安SIM会社より携帯料金も安いし、それでビジネス活動できますよ!
と言ったことを勧誘を受けて言われたことはありませんか?

現代でスマホ料金は、「固定費」と言われるぐらい削るのが難しいと言われている中、格安SIM料金は、大手各3社よりもはるかに安いです。
しかし、そんな優位性しかない会社が売上ランキングに入っていますでしょうか?
実は、過去にも何社か格安SIMや携帯を扱う会社はありました。しかし経営は続かず、消えていってしまいました。
ランキングに一社も乗ってこないということは、なにかしらの理由が隠れていることを理解しなければなりませんね。
一つの大きな理由として、以下が挙げられています。
本当の真実や理由について知りたい方はSymhonia講座を受講し、ネットワークビジネス業界の知識として学ばれることをお勧めいたします。
また、ランキング上位に入る会社は耐久商材ではなく、消耗品を扱っている会社がほとんどです。

それは当たり前ですよね、例えばエアコンやテレビ、炊飯器などの耐久品を1年に何度も買い換えたり、そのような商品を多くの人が頻繁に購入するでしょうか?
間違いなく売上げを伸ばすのは消耗品を扱っている会社です。
そう言った原理原則はちゃんとランキングに反映されているんですね!
隠れた企業がたくさんある
冒頭にも述べましたが、今回の売上ランキングはあくまで「日本支社を持っている」会社のみで順位付けされています。

そうなのです。その理由は、日本支社にない会社の売上を把握することが困難だからです。
そのため、日本でもビジネスを広げている外資の会社等が売上に入り込んでこないので、すべてを考慮すると順位は大きく変わりそうですね!
あくまでランキングは売上げ
今回ご紹介いたしました売上ランキングは、あくまでその会社の売上であることは理解しなければなりません。
ビジネスとして優位性があるかどうかについては、このランキングでは判断が難しいということですね。
もしかしたら製品の品質が高く、愛用者が大半を占める会社では、愛用者によって売上(利益)が成り立っているかもしれませんね。


多くの人がビジネスをしたいと考える上で、取り扱う商材が愛用者となりやすいかどうかは必ずしも関係ないということです。
実は、男性が下着を取り扱う会社でも成功できちゃうのです・・・笑
ランキングだけで判断しないこと!
ここまで散々述べておいて、ランキングはビジネスをするにあたり、参考にするべきかというと、私は一概にそうでも無いなと感じます。
ネットワークビジネスで成功するためには、成功するための原理原則があるのです。それを見落としてはいけません。
ランキング上位≠稼ぎやすい
つまり、これまでのお話からも分かります通り、ランキング上位が必ずしも多くの人が稼げるというわけではありません。
ネットワークビジネスとしての認知度はかえって仇となる可能性もあり、ネットでの評判を見ると悪い印象を持ってしまう可能性があります。
先ほども話しましたが、日本人は口コミや評判をかなり気にしますし、それを信用します。
むしろ友人知人に声かけても、ビジネス参加してくれる人は少ないかもしれません。
報酬プラン
ランキングでは、ネットワークビジネスの会社がどう言った報酬プランを扱っているかまでは流石に分かりません。
なので、活動するにあたり必ず報酬プランはリサーチしておきましょう。
しかし、会社の人から聞いても良いことしか聞けないかもしれません(笑)

ネットワークビジネスの報酬プランには以下4つのプランがあります。
- ブレークアウェイ
- ステアステップ
- バイナリー
- ユニレベル
初心者にとって難しいのが「ブレークアウェイ」や「ステアステップ」
報酬の取りっぱぐれが発生しやすいのが「バイナリー」
少しずつでも着実に報酬を取るには「ユニレベル」
が一番最適だと考えております。
それぞれの報酬プランのポイントを抑え、どのプランが多くの人が収入を取りやすいか、組織を作りやすいか考えてみましょう。
いまいちピンと来なければ、ネットワークビジネスの現実を学べるSymhonia講座を受講されることお勧めいたします。
タイミング
ネットワークビジネスの会社には、それぞれビジネス参加する際の「タイミング」があります。
- うちの会社は出来たばっかりでほとんどの人が知らないです、今からなら組織の上位にポジションニングされ、大きな収入を獲得できますよ!
- 悪い評判も立たず、これからの成長が期待できます、参加するなら今のうちです!
- 日本だけではなく、世界◯◯◯カ国にまで展開することが決まったようです。
- 日本支社が来年には出来上がります、その時日本人がたくさん登録すると思います!
上記のようなお話は、ネットワークビジネスの勧誘された際に聞いたことはありませんでしょうか?
そういう会社は立ち上げ期やモメンタム期と呼ばれる会社で、これから市場拡大をしていこうという段階の会社です。
確かにおっしゃる通り、魅力的な話に聞こえますが、その会社は本当に一生経営活動できるぐらい安心な会社でしょうか?

もし、あなたの会社が立ち上げ期なら・・・?
その会社本当に続きますか?と未来のことについて自信を持って言えますか?
普通の人が取り組むなら「安定期」と言われています。
安定期になるとたくさんの人に知られ、新規会員さんもなかなか増えにくいと言ったデメリットを感じるかもしれません。
しかし、安定期になると様々な体制や教育が充実しているので、普通の人が勉強するにはもってこいの時期だと考えています。
リスクは無いか?
その会社で活動するため、本当にリスクなく活動できる会社でしょうか?
例えばビジネススタートするための初期費用として何十万も支払った話を聞いたことあります。
ネットワークビジネスでは、経済的余裕のない人に権利収入を獲得するためのチャンスを提供しているのです。
(吹き出し)権利収入を手に入れて自由な人生を送ろう!!
仲間と一緒に権利収入獲得のために組織構築に取り組んでいくのに、何十万も取られるのか・・・
そんな感じで、最初に余計なお金をかけてビジネススタートさせるのは、犠牲を提供しているようにしか思えません。
初期費用はないけど、月額費用が結構かさむ会社も多いそうです。
ネットワークビジネスをするなら・・・
- いかに参加しやすい初期費用設定か
- いかに継続しやすいランニングコストか
上記2つの観点を重要視し、あなたのビジネスがノーリスクであるかどうか確認しておきましょう。
まとめ
ネットワークビジネス会社の売上ランキングからいろんな事を理解することが出来ます。
日本人は特に順位や評価を気にします。
食べログなどでも口コミの評判が良かったり、お勧めランキングでも上位の方から選んだりしませんか?
しかし、あくまで口コミはその人が感じる感想であり、あなたがどう感じるかはまた違います。
そういったネットワークビジネス売上ランキングに惑わされるな!と言いたいです。
