ネットワークビジネスの会社で、アトミ(ATOMY)という会社を聞いたことはありますでしょうか?
日本支社は2011年に出来たばかりの歴史の浅い会社です。
ネットワークビジネス企業の中でも評判が高く、愛用者数もかなり多いです。
多くのネットワークビジネスの会社と違って登録料や定期購入を強制しないということで、誰でも気軽に始めやすい会社なのですが、報酬プラン等絡めると収入源を作っていくのは難しく感じる面もあります。
そんなアトミ(ATOMY)で権利収入を獲得し、稼ぐことは可能なのでしょうか?
- 製品は良いものなのか?
- ネットワークビジネスの視点から参加するべき会社なのか
等の評判含めてまとめてみました。
目次
アトミ(ATOMY)とはどんな会社?
会社概要
社名 | アトミジャパン合同会社 |
代表 | パクハンギル |
住所 | 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-47-3浜町 パークサイドMINビル |
設立年 | 2011年 |
Tel | 03-6705-8640 |
Fax | 03-6806-8641 |
アトミ(ATOMY)の会社は、2009年に設立された韓国発祥のネットワークビジネスの会社です。2011年に日本に支社ができていることから、比較的立ち上がったばかりのところで日本に会社が出来ているようです。
もともと韓国自体は、「美容の国」と名高く、美容に関しては超先進国とも言われています。国民自体も美意識が高いなと感じていますね。そんな美容の国で生まれたネットワークビジネスの会社がアトミ(ATOMY)です。
その他の国では、アメリカ・カナダ・台湾・シンガポール・マレーシア・フィリピン・カンボジアなどの東南アジアや中南米市場にも進出している今勢いのある会社です。
企業理念
アトミでは3つの理念を掲げています。
- 生存
- 速度
- 均衡(バランス)
アトミ(ATOMY)が今後も社会の中で生き残っていける会社であり続けるため、コスト管理・経営管理・人材管理を怠らずやっていきますということが書かれています。
社会の速度についていくこと、アトミの良さを迅速に伝えていくこと、一人では出来ない事業拡大をスピード持ってやっていこうということが書かれています。
価値の分配について書かれております。また以下のようなことも書かれており、バランスを取ることは事情拡大のための投資とも考えているようです。
アトミの会社方針として企業の成功と生存が重要だと考えております。以下のように記載されていました。
企業の成功とは、いかに富と剰余のバランスがとれているかにかかっています。
ATOMY公式HPより引用
企業の生存は、お客様の存在なくして語ることはできません。
それゆえ、バランスは最初の創業理念である「生存」のための投資だと言えます。
取扱い製品
アトミ(ATOMY)で取り扱っている製品は、韓国が美容の国と呼ばれる通り「化粧品」です。
製品ラインナップも豊富で、化粧品を始めとし、シャンプー・ハンドソープ・歯ブラシなどの日用品、お茶・サプリメントといった健康補助食品や栄養機能食品までとにかく種類が多いです。
あるネットワークビジネスでは、1つの製品にこだわって販売する会社もありますが、やはり製品は好みもありますし、人に合う合わないがもちろんあります。
そんな中、アトミのように数種類も製品があると、自分が試したい製品が見つかるかもしれませんね。
今回アトミで販売されている製品のいくつかをご紹介いたします。
ヘモヒム
ヘモヒムは、機能性補助食品で食品医薬品安全処(MFDS)から認定されている製品です。
MFDSとは、Ministry of Food and Drug Safety、食品医薬品安全処の略です。
MFDSは以前、KFDAと呼ばれており、2013年から名称変更しております。KFDAは、Korea Food and Drug Administration(韓国食品医薬品安全庁)の略称でした。
MFDSは、食品・医薬品・医療機器・化粧品などの健康と安全に係わる製品に対し 規格の制定、韓国国内で流通する商品に対する許認可、品質管理のための指導、規制に関する業務を行っております。
もともとは、MFDSからデータ提出の指摘を受け、それに向けたデータ採りの研究を重ね、改めて正式にMFDSから機能性補助食品として認められたという経緯があるそうですが、実際のところどうなのでしょうか。
この製品は、韓国原子力研究院で8年間国策で研究開発され、効果としては特に免疫力改善に良いそうです。
成分としては、「当帰」・「川弓」・「芍薬」が含まれているようです。
当帰は、セリ科シシウド属の多年草が含まれており、鎮痛、抗炎症、解熱、血圧降下、眼圧降下、抗アレルギーなどの効果があります。
川弓は、中国北部原産で秋に白い花をつけるセリ科の多年草で、鎮痙剤・鎮痛剤・鎮静剤としての効能があります。
芍薬は、ボタン科の多年草で、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用があります。
上記の通り、とても効果ある故日本では医薬部外品に該当します。もし、製品が欲しい場合、韓国から直接輸入でしか入手できないのです。
万が一、ネットショップなど個人での購入は医薬部外品に該当する以上、薬事法に引っかかり違反となりますので注意が必要です。
この製品は、ストレスや疲労に悩まされている方にはぴったりの製品です。
価格:1箱15,000円 4箱で40,000円程度です。
まとめ買いすると高価ですが、これだけの成分が入っててこの値段は納得ではないでしょうか。
アトミの化粧品セット
アトミの化粧品は、何と言っても看板製品である化粧品6品セットです。6品セット構成は以下となっています。
- アトミ化粧水
- アトミアイクリーム
- アトミエッセンス
- アトミ乳液
- アトミクリーム
- アトミBBクリーム
これまでアトミの化粧品は、もともと発売時は5種セットからスタートしており、容量も少なかったのですが、6種に増え内容量も増量しています。
こちらも同じように、韓国原子力研究院の生命工学センターが長年の研究を経て開発した高純度精製技術で作られています。
原料もβ-グルカン、メシマコブ、カキ葉エキスなどの現代科学で立証された原料のみ厳選しており、効果にこだわりを持っているのが伺えます。
価格:10,430円
6種のスキンケア商品を1万円で購入できるのはかなりお手頃に感じますね。
アトミシャンプー
アトミのシャンプーも口コミなどで人気が高いです。
「The 韓国」という商品ですね。
シャンプーの主成分として、洗浄成分はもちろんのこと漢方薬としても使用されるヨロイグサ根(ビャクシ)やセンブリエキス、マグワ根皮(ソウハクヒ) が使われています。
保湿成分としてはアボカドエキスやアロエべラ葉が含まれており、アボカドには高い美肌効果があると言われております。
これだけの栄養成分が入っているからなのかシャンプーなのに漢方薬の独特の匂いがするようですが、洗い上がりもすっきりしぱさついていた髪の毛がまとまりやすくなったという評価もあります。
製品の評判
アトミスキンケア6種の4大技術
実際のアトミの製品技術力や評判について触れたいと思います。今回は、アトミの看板製品である「化粧品」に採用されている技術や評判を記載しております。
アトミでは、他では真似できないより良い品質の製品をお求めやすい価格で供給する「コスト徹底的削減の大衆名品戦略」を考えております。
高純度精製技術
アトミ(ATOMY)の名前の由来にもなっていますが、原子力技術と美容をコラボレーションさせている会社になっています。
先ほどの製品説明でもありましたが、韓国原子力研究院の生命工学センターが長年の研究を経て高純度精製技術を開発しました。
これまでハーブとかを抽出する際、色度が濃く製品にする際には色調が主張してしまい、化粧品として製造が困難でした。やはり色がついた化粧品がいくら効果があると言っても抵抗ありますよね。
しかし、高純度精製技術を用いることで、一見何も入っていないように見える状態なのに、アトミの製品にはたくさんの抽出物を配合することが可能となります。
フレッシュバイオ技術と発酵技術
2004年に韓国内の第一号研究所の会社であるコルマBNHの技術開発により、新鮮なまま加工する「フレッシュバイオ技術」、微生物の酵素を使用する「発酵技術」によって、肌への浸透力を向上させています。
多重液晶カプセル特許技術
韓国コルマという会社の多重液晶カプセル特許技術というものは、カプセルのように有効成分を包み込み、角質層まで伝える技術となっています。
化粧品高評価の理由:植物成分へのこだわり
アトミの化粧品がこれほどまで高評価の理由として、先ほどご紹介しました通り、もちろん価格がお手頃という面もありますが、「植物成分」にこだわっているところもあります。
通常の化粧品ですと、植物成分は0.01%含有が限界だったのですが、なんとアトミでは5%も配合されています。
それこそ、このような技術は韓国原子力研究院との開発により、不純物の取り除きに成功しているからということです。
納得の口コミが多い
twtitterなどのSNSでアトミ(ATOMY)の製品についての評判を調べてみましたが、ほとんど悪い評価は出てきませんでした 。
化粧品を始めとしたシャンプーの評判は高いです。
一番はコストパフォーマンスがとても良いということです。アトミの製品はこれほどの技術力が盛り込まれているのにその他ネットワークビジネスの会社の製品と比較するとお手頃に購入できるのはとても魅力的ですね。
ネットワークビジネスとしての評判
そんな製品について評判の高いアトミですが、ネットワークビジネスをするとした場合の条件や評判はいかがでしょうか?
初期費用
これまで多くのネットワークビジネスの会社では、初期費用や初回の製品購入金額が普通の人には抵抗ある金額で購入する必要があり、負担となっているケースが多いです。
初回製品購入については、ポジション獲得やボーナス金額を増やすためにまとめ買いを勧める会社もあるぐらいです。
毎月の購入強制やタイトル降格のリスクを無くすために、買い込みをする人も多いのではないでしょうか?
しかし、なんとアトミ(ATOMY)では、
- 初期費用無料
- 登録費用無料
- 年会費無料
- 定期購入不要
の無い無い尽くしの会社です。
ただし、一個条件としては登録から1年以内に製品を購入しなければ報酬がもらえなくなりますので、年に1回は購入する必要があります。(価格は問わない)
ただ、これだけ製品あって購入しないということはないと感じます。
上記メリットは言い換えると、好きな時に必要な分だけ製品を購入でき、本当に経済的な負担なくビジネス活動できるのです。
本気でビジネスとして収入を得ていく人には、感覚としてはビジネスがおまけでできるような感覚にも陥りそうで、かえって仇となるかもしれませんね。
報酬プラン
アトミの報酬プランは「バイナリー」を採用しています。バイナリーは最近出来上がった会社や外資系企業でよく採用されている報酬プランです。
バイナリーの最大のメリットとして、「紹介人数が少なくて済むよ!」ということ、とある時は「メンバーさんあげますよ!」とか勧誘受けた時に言われたことはありませんでしょうか?
確かに2本枝でしか組織を作ることができないので、2人紹介すればいいのですが、これが仇となって組織作りが結構難しいプランなのです。
また上記のようにアップが紹介したメンバーが自分の組織にくっつくことを「スピルオーバー」と呼ばれます。
バイナリーにはこう言った仕組みがあるため、勧誘時には「ダウンさんを今ならプレゼントします」というやり方ができるのです、1人で2本枝しか出せませんからね。
この仕組み、本当にありがたいのでしょうか?
例えば上記のようにGさんの立場なら、Aさんの紹介者であるHさんがGさんの下につきます。
大概の人は集客するのはそんな簡単にうまくいくものではありません。だから、いつの間にか心折れてしまい、努力することをやめてしまいます。
いつの間にか「スピルオーバー」をあてにするメンバーさんが増えてくるので、組織として拡大しにくくなると感じます。
その他バイナリー以外の報酬プランについて知りたい方は、以下に各種報酬プランについてまとめてありますので、よろしければ覗いてみてください。
タイトルとボーナスについて
アトミ(ATOMY)には、以下の通り、販売員としてのタイトルが設定されています。
まずは「販売員」としてスタートします。その後、エージェント・特約店・代理店・総販という形でタイトルアップしていきます。
タイトル名 | 条件 |
販売員 | 累積1万PV-30万PV未満 |
エージェント | 累積30万PV以上あるいは、 前月小グループ実績60万PV以上 |
特約店 | 累積70万PV以上あるいは、 前月小グループ実績140万PV以上 |
代理店 | 累積150万PV以上あるいは、 前月小グループ実績300万PV以上 |
総販 | 累積240万PV以上あるいは、 前月小グループ実績480万PV以上 |
ベーシックボーナス
こちらのボーナスは、世界総売上PVの44%をタイトル別点数で支払うこととしています。詳細は以下に示しています。
管理者タイトル | 本人レベル | 1日小グループ実績 | 点数 |
8級 | 販売員 | 累積30万PV 以上 | 5点 |
7級 | エージェント | 累積30万PV 以上 | 15点 |
6級 | 代理店 | 70万PV 以上 | 30点 |
5級 | 特約店 | 150万PV 以上 | 60点 |
4級 | 総販 | 240万PV 以上 | 90点 |
3級 | 総販 | 600万PV 以上 | 150点 |
2級 | 総販 | 2,000万PV 以上 | 250点 |
1級 | 総販 | 5,000万PV 以上 | 300点 |
この表からもわかります通り、販売員で点数がもらえるのは、1日小グループ実績が「累積30万PV以上」となった場合にのみです。つまり、それ以下は自己消費という消費者の扱いでしかなく、ボーナスをもらうためには累積で30万PVが必要となるのです。
そして、小グループの実績として30万PV以上になった場合、初めて5点の点数がもらえます。
30万PVというのは、アトミの健康食品で考えた場合、約4.5万〜5万円ほどになります。
話を戻しますが、このベーシックボーナスの「世界総売上PVの44%をタイトル別点数で支払う」とはどういう仕組みなのでしょうか?
そもそも、「世界総売上」という表現で、少しだとしても結構な額をもらえるのでは?と勘違いしがちですので、例え話でご説明いたします。
例えば、世界総売上が1億PV・各級のタイトル保持者がそれぞれ1人いたとします。
先ほどの通り、世界総売上の44%なので、「1億PV×0.44%=4,400万PV」となります。そして、各タイトル保持者がそれぞれ一人いたとする場合、「300+250+150+90+60+30+15+5=900点」となりますね。
4,400万PVがいくらか考える場合、900万円としましょう。すると、1点=1万円となり、1点の重みがありますが、各タイトル保持者がそれぞれ一人なんてあり得ません。
きっと多くの人は「販売員」もしくは頑張って「エージェント」ではないでしょうか?多くの人がいたら1点なんて数千円いけばいいだろうと感じますね。
タイトルボーナス
世界総売上PVの20%をタイトルに応じて支給されるボーナスです。
上記小さいですが、タイトルとして
- SM(セールスマスター)
- DM(ダイヤモンドマスター)
- SRM(シャロンローズマスター)
- STM(スターマスター)
- RM(ロイヤルマスター)
- CM(クラウンマスター)
- IM(インベリアルマスター)
セールスマスターの資格取得維持条件でも分かりますが、小グループ売上が 250万PV以上の特約店とあります。
片側で250万PVを売り上げるのは正直ハードルが高すぎると感じますので、多くの人はタイトルを取れずに挫折してしまうのではないでしょうか?
まとめ
定期購入不要で組織拡大可能か?
アトミの場合、定期購入なしのバイナリーの報酬プランを採用しています。
つまり、もし多くの人がビジネスとして収入を得たいと思って参加した場合、
- 毎月購入しない
- スピルオーバーを待つ(あてにする)
そんな人たちは、「ポジションだけを確保し、あとは何もしない」という人が増えた組織となり、組織力が乏しくなるのではないかと懸念しております。
やはり、愛用者として製品を使うのでしたら、定期購入等は考えずに好きな時に好きなだけ購入すればいいです。
しかし、単なる愛用者とビジネス参加者の思考は違います。
愛用者は、いい商品が使えればいいだけで、ビジネス参加者は収入を得るところまでを目標としています。
そんな人たちが入り混じった組織での拡大は見込めないと感じます。
ビジネスとして活動するなら最低でも定期購入は必要だと私は感じます。定期購入をすることで、毎月のビジネス活動へのモチベーションが保たれ、活動を止めることなく出来るからです。
しかし、あくまで定期購入は多くの人が負担となりうる金額ではダメです。リスクを追わせる定期購入ですと継続すら困難になりますから。
お手頃としては、1万円いかない程度の金額でしょうか?
ネットでの集客ができない
アトミ(ATOMY)に限らずですが、インターネットを使った集客方法を禁止しています。
インターネットを使うことを禁止しているのは、連鎖販売であるMLMなのに不特定多数への発信が出来てしまうからです。
しかし、SNSで知り合った人とDM等でやりとりを交わした時点で、不特定多数ではないので、そう言った方法は認められており、多くの人がこの方法を「ネット集客」と呼ぶ方も多いそうです。
この場合、単に知り合いを勧誘しないでいいだけで、やることは口コミの集客とほぼ同じです。
これからの時代、ネットを使わずして成功なしと言われるほど、インターネットの普及が進んでいるからこそ、インターネットでの集客を認めている会社で活動をしていくのが良いと感じております。
世界への普及をいかに進めるか
今アトミ(ATOMY)会員の90%が韓国人でその他10%が他の国での会員さんらしいです。それほど韓国に根付いた会社です。
また、これまで韓国と日本では、多くの歴史上の壁を感じてきているニュースを見たことはありますでしょうか?
やはり日本人に対する韓国人の見方はアトミ(ATOMY)の中でもあったようです。
今後のアトミに求められる力は「グローバル力」です。
韓国だけではなく世界での会員を増やしていくためには、歴史上の関係性を取っ払った関わり方が重要となってくるのではないでしょうか?