KZ1という会社がネットワークビジネスの流通形態を終了させるという話を聞きました。
元々、エクスフェーズという会社の名前を変更し、KZ1となっております。
しかし、今回改めてネットワークビジネスの形態を終了すると発表されているようで、現ビジネス会員はどう感じているのでしょうか?
また、終了後のビジネスモデルはどういったものなのでしょうか?
今回、ネットワークビジネスでは無くなる「KZ1」について調査してみましたので、以下にご紹介いたします。
目次
KZ1(クレイジーワン)とは?
会社概要
会社名 | KZ1ジャパン合同会社 |
社長 | ケリー君枝 |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木3-3-27 |
電話番号 | 050-5835-0567 |
FAX番号 | 03-4570-0349 |
資本金 | 9,900万円 |
事業内容 | 健康食品の輸入販売 |
販売方法 | 会員によるダイレクトマーケティング(直接販売) |
KZ1は、2017年(平成27年)に設立された比較的新しい会社です。
とは言いつつも、会社自体が新規会社としてスタートしているわけでは無く、その前に「エクスフューズジャパン合同会社」という会社名で運営されており、2017年に社名を変更し、KZ1ジャパン合同会社として始まりました。
本社はアメリカで、カナダ・台湾・香港・マレーシアといった国で展開されている会社です。
KZ1ジャパン合同会社 社長である「ケリー君枝」は2018年に就任しています。
彼女は、デルコンピュータ営業課長職として仕事されていた方で、2008年にエクスフューズ日本上陸時から会社立ち上げに関わってきた方です。メンバーへの深い思いを持って関わる方であるため、「KZ1の母」と呼ばれるぐらい親しまれているようです。
社会貢献活動
KZ1では、社会貢献活動として「ビバキッズ」というものを進めています。
“~世界の恵まれない子どもたちに明るい未来を~”を目的にビバキッズは誕生しました。1993年、海外の恵まれない子どもたちと触れ合う機会のあった創業者のリックは、その後10年以上子供たちのための活動を続けてきました。そして、KZ1の前身であるエクスフューズ設立と同時にNPOビバキッズ(VivaKids)をスタートし様々な支援活動を行っています。
KZ1 公式HPより引用
しかし、ビバキッズの公式ホームページをみてみると、更新がどうやら2016年で止まっているように見受けられます。
実際に活動は進められているのでしょうか?
取り扱い製品
KZ1で取り扱う製品はサプリメントやスキンケア商品を販売しております。以下にKZ1の主力商品をご紹介いたします。
セブンプラス・プレミアムフォーカス
まずはKZ1の看板製品である「セブンプラス・プレミアムフォーカス」です。
大自然の秘薬とも呼ばれる7種のスーパーフルーツをメインとし、ザクロ・アロエなどの数十種類以上の果物からファイトケミカル(植物栄養素)をたっぷりと抽出したドリンクです。
最近では、アサイージュースとかもよく聞いたことあるのではないでしょうか?そう言ったフルーツが7種も含まれていてそれが全て一本のドリンクで取れるのはとても魅力的だと感じます。
容量100mLで、価格は2,000円になります。(10本ケースで20,000円です)
目安は1日1本なので、30日で60,000円になります。そのため、1本当たりの単価が高いなという印象を持ちます。
インパクトエッジ
インパクトエッジは、細胞レベルで脳細胞に特に働きかけると言われている成分で構成されている製品です。具体的には、「情報伝達と受領の無駄を省く」ことに特化した製品です。
成分として、植物性DHA( オメガ3オイル)、イノシトール、フェルラ酸、亜鉛、ビーツエクストラクトが含まれています。
この製品は、スポーツ選手でも愛用している方がいるそうです。
価格は、19,000円/1箱 (税込)で30本入りとなります。
インパクトリセットALX
この製品は、科学技術で私たちの免疫システムをサポートします。そうすることで、アレルゲンや細菌、ウイルスなどの不快要素から解放し強い生命力を生み出すことができます。
近年いろんな感染症が世界的に流行し、その度に世界として対策が求められている時代です。自分の身は自分で守ることも対策の一つではないでしょうか?
そういった意味でも、この製品は免疫システムを向上し、強い体づくりをもたらしてくれます。
価格は、20,000円/1瓶(送料・税込) 90カプセル入りとなっています。
インパクトレゾナンス396
従来のスキンケアの常識を覆す画期的なスキンセラピークリームと呼ばれています。
こちらの製品には、ハーブやオイルをはじめとした6つの成分カテゴリーが含まれており、それらはすべて合成物質、 毒素、 混合物ゼロの100%ナチュラル成分となっております。
その中には、カンナビジオール(CBD)という成分が含まれております。こちらの成分を別のネットワークビジネスの会社が取り扱っており、話題となっている成分です。
以下に取り扱っている会社をご紹介いたします。
CBDを取り扱っているKannaway(キャナウェイ)という会社について
実は、大麻中に含まれている成分で、研究によると健康に良いとされています。本当に安全で効果があるのかは製品ブランドサイトには記載ありませんでした。
価格は50,000円(税込)とお高めな製品です。
エクスフューズからの社名変更
今のKZ1は昔「エクスフェーズ」という会社でした。
元々エクスフーズジャパンは、設立初年度から月1億円の売り上げを達成したとされる、急成長企業です。その社名変更による背景と変わった点について調査しました。
KZ1(クレイジーワン)に込められた意味
今回社名をKZ1(クレイジーワン)への変更に意味するものは何でしょうか?
もともと「クレイジー」という言葉は、変革を起こす企業・人物は、従来の常識では考えられない戦略を展開していく人の例えとして使われており、世界を変える企業になっていこう!という気持ちが込められているそうです。
しかし、クレイジーという意味合いは、日本の世間一般的には良いイメージは持たれない方が多いのではないでしょうか?
そのあまり良くないイメージを払拭できるような企業活動に期待したいところです。
社名変更した理由
社名変更するにあたって、当時ケリーCEOは社名をKZ1に変更すると約1100人の会員の前で明らかにしています。しかし、その理由については触れておらず、以下のように語っております。
米本社エクスフューズワールドワイドはブロリダにある。
そこから太平洋・大西洋・インド洋などの海を介して、世界は1つにつながっている。これからエクスフューズはどんどん世界に広がっていく
しかし、その後ケリーCEOにインタビューしたところ社名の由来から理由が見えてきています。
もともとエクスフェーズは、エクストラクト(抽出)+フュージョン(融合)を組み合わせた造語で、サプリメントの技術を現した社名である。
そうなった場合、サプリメントに特化した会社ではなく、この先を見据えた際にサプリメントの枠にとらわれないような企業活動をしていきたいという表れだそうです。
しかし、真実は本当なのでしょうか?何かまずいことがあり、世間的風評の一新のため社名を変更したのではないかと噂も立っています。
ディストリビューターのとある事件が原因?
(これはあくまで、エクスフェーズのディストリビューターの方々から聞いた話であり、本当の事実かの確認は取れていない事をご了承願います。)
実はリーダークラスの一部のメンバーが強姦事件を起こしたらしいです。
また、名古屋のトップリーダーであった、杉本氏がサンクスアイというネットワークビジネスの会社から移籍金をもらって組織移動をした話も挙がっております。しかし、エクスフェーズ側はそのことをよく思っていなかったようで、大バッシングの嵐だったようです。
上記のようなお話が挙がってきており、事実かどうかは表に出てきておりません。
とは言いつつも、社名変更は何かきっかけがあって変更するということは覚えていた方が良さそうです。
社名変更で変わった点とは?
セブンプラス・プレミアムフオーカスに配合成分が追加されてリニューアルしたようですが、製品名等特に変更はなく、良いイメージの「サプリメントの枠にとらわれないような企業活動」というのが見えてこない実情です。
報酬プランも変更はありません。
製品の評判
効果効能
KZ1 ジャパン公式ホームページを覗いてもらうとわかりますが、各製品ごとに「製品ブランドサイト」が作られております。
その中には、各製品ごとの効果効能や各種配合成分等が記載されており、実際に製品を使ってみたいと思う人が「こんな製品なのか、なら使ってみよう!」という納得が得られやすいページになっています。
上記のことからKZ1はどんな製品なのかを伝えることに力を入れていることがわかると思います。
そしてそのページ右上から商品購入が可能となり、ちょっとした通販サイトのようなサイト構成になっており、どんな人でも製品購入がしやすいものになっています。
ネットワークビジネスとしての評判
初期費用等
KZ1は、登録費と製品代で25,000円かかります。
その後、定期購入で16,000円購入する必要があります。
上記値段を聞いて、高いと思われるか安いと思われるかはあなた次第です。しかし多くの人は経済的余裕のない中、権利収入を得るために始めますから資金はない人がほとんどだと思います。
そんな境遇の人にチャンスの提供とするなら、初期費用や定期購入が安いビジネスの方がいいと私は感じます。
安い方がいいというと、自分に必要な自己投資をしていないとおっしゃる方もいますが、現実ネットワークビジネス業界で月に安定して収入を取れる方はごくわずかです。
初心者やこれまで成功できなかった人は、一発の利益を大きくするよりもいろんな負担を軽減して着実に月数万円を生み出すようなビジネスモデルを選択するべきだと考えております。
報酬プランとボーナス
KZ1での報酬プランは「バイナリー」を採用しております。
近年多くのネットワークビジネスの会社で採用されているバイナリーの報酬プランは、二本枝によって組織を増やしていくビジネスモデルであるため、会員さんは「二人だけダウンを作ればいいですよ」という誘い文句も事例としてあるようです。
しかし、現実問題バイナリーは簡単そうに見えて難しい報酬プランなのです。
ここでの詳細は控えさせていただきますが、以下記事にて各報酬プランについて詳しく書かせていただきましたので、興味ある方は覗いてみてください。
またボーナスについては以下3つのボーナスが用意されています。
ロケットスタートボーナスは、基本が「ユニレベル」の仕組みを踏襲しております。ユニレベルは段数毎に還元率が決まっております。
このボーナスは、あなたが直紹介者を作ると13,600円程還元される比較的大きいボーナスが目玉です。
またその紹介者が紹介者を作ることで、4,200円ほど還元され、最大レベル8まで受け取ることが可能です。
しかし、ご存知の通りこれだけ大きな還元額になるのは、紹介者が購入する費用負担が大きいことが一つの理由ではないでしょうか?
チームボーナスは先ほどご説明しました「バイナリー」の仕組みを採用しております。2本枝にて組織を作っていくにあたり、短い枝(小さい組織)の売り上げ10%がもらえるボーナスです。あなたの2本枝がどれだけ差分なく伸ばしていけるかが鍵となっております。
チームマッチボーナスは、グループみんなが受け取っているチームボーナスの20%が貰えるボーナスとなっており、業界最大数字とも言われているようです。
上記ボーナスはご自身の力で組織を構築でき、メンバーさんを増やしていけるような人があやかる恩恵であり、初心者の人がすぐ報酬を手に入れれるとは限りません。
あなたが上記報酬プランに魅力を感じたとしても、まずは自分に可能なものなのか、負担の少ないビジネスなのかを立ち止まって考えてみましょう。
新しいビジネスモデルについて
しかし、KZ1では2020年9月にネットワークビジネスを終了すると発表しています。その真意とはどういったものなのでしょうか?
ネットワークビジネスを中止した理由
もともと、日本でネットワークビジネスを始めた時からディストリビューターに対してはいつかは終了する旨を伝えていたそうです。
それはKZ1が掲げる目標として、ネットワークビジネスとして組織を拡大していくのではなく、継続的な成長を目指しています。
つまり、会社がより大きく成長するためにはネットワークビジネスの形態にこだわる必要がないと考えていました。
2020年10月以降も会員組織を堅持し、グループ製品流通によって 会員はコミッションを得られるそうです。
終了後のビジネスモデル
ネットワークビジネス終了後のビジネスモデルはどのように考えているのでしょうか?
KZ1は「しっかりと製品愛用者をつくれば、会員は安定した収入が得られる」と考えており、以下のようなビジネスモデルを考えているようです。
愛用者組織→大ヒット製品になりうる、革新的な製品の取り入れ
バーティカル(垂直的)マーケティング→整骨院やエステサロンなどの専門店向けの製品流通を強化していくこと。
アフィリエイト→サプリメントやスキンケアとは異なる、アフィリエイトとの相性が良い製品の販売を検討
つまり、上記のことから今後は製品力を向上させつつ、製品のイメージを強め、ネットショップのようなビジネスモデルを目指していくようです。
確かに会社側としては愛用者が増えていくだけでも、高価な製品なので十分な売り上げを出すことは可能かと思います。
しかし今のビジネス参加者の人は愛用者を作っていくだけで収入を得れるのでしょうか?おそらく報酬プランやボーナスもネットワークビジネス終了とともに形態を変えるのではないかと推察しております。
まとめ
エクスフェーズから社名を変更し、KZ1になったもののネットワークビジネスを終了することになった会社です。
これまで変化が大きい会社ですが、会員さんは安心してビジネス活動できるでしょうか?
私ならトップの状況が変わるなら安心して活動できないんじゃないかなと思っています。
あなたが権利収入を得たい、本業とは異なる安定した収入源を作りたいと思うのでしたら
- 健全堅実なビジネスか?
- 初期費用、ランニングコストは継続しやすいか?
- 初心者含め誰でも稼ぎやすい報酬プランか?
かを見てみましょう。