キャナウェイという「医薬大麻」を取り扱っているネットワークビジネスの会社があるのをご存知でしょうか。
既に一般の人からしたら、ネットワークビジネスと言う時点で怪しいものです。
しかし、それに加えて「医薬大麻」という極めて怪しい商材との組み合わせで、さらに不安になるかと思います。
大麻って日本では違法じゃないの?危ないのでは?
そんなイメージを持たれている方は多く、私もその一人です。
怪しさ満点の医薬大麻のキャナウェイ(カンナウェイ)は、
・日本でのビジネスチャンスがあるのか
・組織拡大しやすいのか
・活動自体が負担とならないか(ランニングコストなど)
といった視点で、今後ネットワークビジネスとして活動の選択をするべきかについてもご紹介していきます。
目次
キャナウェイについて
会社沿革
キャナウェイは、2009年にアメリカ(米国)で初めて設立されたネットワークビジネスの会社です。
最高経営責任者 | ブレイク・ショレイダー |
所在地 | アメリカ合衆国カルフォルニア州サンディエゴ |
2010年には、大麻商品を提供する最初の直接販売会社となります。
しかし、Medical Marijuna,Inc.に2015年に買収され、Medical Marijuna,Inc.が親会社となります。
そのMedical Marijuana, Inc.は2009年にヘンプを主力商品として、全米で一番最初に上場しています。
取扱商材
先ほどからも紹介ありましたが、「医薬大麻」を取り扱っている会社となります。
大麻中に含まれているカンナビジオール(CBDと呼ばれています)という有効成分がキャナウェイの製品には含まれています。
CBDは、カンナビノイド3大成分の一つとなっております。
そしてFDA(アメリカ食品医薬品局)により、栄養補助食品または食品と見なされているようです。
製品評判
世界的知名度の高い安心企業
キャナウェイ社概要では、以下の理由から「先駆企業」として紹介されています。
2011年 | グローバルCBDパイプラインを確立した、世界最初の企業 |
2012年 | 州境及び国境を越えて、全米及び国際的に カンナビスブランドの流通に成功した最初の企業 |
2012年 | カンナビスの厳しい品質基準及び3段階検査基準を設定した、 最初の企業 |
2012年 | カンナビノイド食品とサプリメントを一般市場で 販売した、最初の企業 |
2012年 | ナチュラル植物系CBDブランドを開発した、最初の企業 |
2012年 | 国立健康研究所の所有する、カンナビノイドによる抗酸化と 脳細胞保護特許を使用し製品開発をする免許を得た、最初の企業 |
2014年 | 合法医療用カンナビス製品として、初めてブラジルで 認められた、最初の企業 |
2015年 | プエルトリコで、カンナビス製品を医療用として 提供した、最初の企業 |
2015年 | 癲癇、アルツハイマー、パーキンソン病、偏頭痛、 慢性痛の処方箋CBDを提供した、最初の企業 |
2015年 | 国の補助金対象となる、THC含有量0%の 植物カンナビス製品を開発した、最初の企業 |
2016年 | メキシコで、カンナビス製品を医療用として提供した、最初の企業 |
2016年 | パラグアイで、カンナビス製品を医療用として 提供した、最初の企業 |
2017年 | メキシコ政府の補助による、カンナビス製品を 提供する、最初の企業 |
2019年 | CBD専門ネットワークビジネス企業として、 日本で展開を始める、最初の企業 |
こう見ると、アメリカを起点に世界各国に展開&常に時代の最先端を進んで来ていることもあり、大きな会社であることが伺えますね。
日本での認知度はかなり薄いですね。知っている方はいらっしゃるのでしょうか。
安全面を考慮
安全とは言っても、やはり何かしらの不安を持ってしまいがちですね・・・
日本人は特に、大麻=薬物や麻薬のイメージが強く、大麻を使うことが違法といった悪い印象を持っています。
そもそも、大麻の繊維は日本古くからしめ縄や神事のお祓いの大麻(おおぬさ)などに用いられており、私たちの生活に密接に関係があるのです。
日本で大麻に対する悪いイメージを作ってしまっているのは、カンナビノイド3大成分の一つである「THC(テトラヒドロカンナビノール)」が問題なのです。
この成分が、気分をハイにさせてしまい、日本では違法成分として扱われております。
一方、キャナウェイの製品には、違法成分のTHCは含まれておらず、日本国内で合法として扱えるようになっておりますので、安心して使用できます。
また、「安全面」を最優先に考えている会社であるため、品質保証面では全て科学研究所で認定を受けております。
とは言いつつも、アメリカでもCBDの安全性が100%担保されている訳ではなく、米国アンチ・ドーピング機構は、他の成分が混入しないようにCBDだけを抽出することは「とても難しいことだ」と警告を発しているようです。
ネットワークビジネスとしての真実
では、実際に医薬大麻を取り扱ってるネットワークビジネスの活動としての状況はどうなのでしょうか。
初期費用やタイトル獲得等についてご紹介します。
ビジネス参加のための諸経費
キャナウェイでネットワークビジネス参加者を「ブランド・アンバサダー」(以下BAと略)と呼びます。
ブランド・アンバサダーになるためには、登録料が必要となり、その金額は
$54.98 (年間登録料)
となります。約6,000円程度ですね。
また、この登録料は一年毎の更新になるため、毎年$54.98が必要となります。
上記登録料には、
・Kannawayの複製ウェブサイト
• Kannawayのバックオフィスの利用
• Kannawayのトレーニング及びサポートツール
• 管理上のサポート(管理費)
が含まれていると説明しております。
しかし、会社を拡散してもらう言わば「営業マン」から、お金をとって活動してもらうような体制に疑問を持ちますね。
やはり、ネットワークビジネスをする上で、収入を取りづらい業界だからこそ、できるだけ初期費用やランニングコストは抑えた上で活動していきたいですね。
商品購入は必須?
その他ネットワークビジネスの会社では製品の定期購入を強制させられたり、製品の買込みをするグループがあるようです。
キャナウェイ側としては、製品を購入する義務がないことを公言しております。
しかし、キャナウェイは登録料からの報酬は発生せず、製品販売に対してのみとなります。
もし、キャナウェイに登録しても商品を買わずにネットワークビジネスの活動をしてしまう人が大勢居たらどうやって権利収入を取るのでしょうか。
最低でも、ビジネスする上で商品を愛用できるような製品が良いと考えます。
その製品も高額ではなく、通販レベルの価格でしたら、継続的な購入も可能かと思います。
各種タイトル
キャナウェイには多くのタイトルがあります。
- ブランド・アンバサダー [BA]
- ディレクター [DIR]
- シニア・ディレクター [SD]
- エグゼクティブ・ディレクター [ED]
- エリア・ディレクター
- リージョナル・ディレクター
- リージョナル・ディレクター・エリート
- ナショナル・ディレクター
- ナショナル・ディレクター・エリート
- インターナショナル・ディレクター
- インターナショナル・ディレクター・エリート
- バイスプレジデンシャル・ディレクター
- バイスプレジデンシャル・ディレクター・エリート
- プレジデンシャル・ディレクター
- プレジデンシャル・ディレクター・エリート
- クラウン・アンバサダー
- クラウン・アンバサダー・エリート
- ダブル・クラウン・アンバサダー・エリート
報酬プラン
基本はユニレベル
有名会社で多く採用されているブレイクアウェイのようなプロや実力者向きの報酬プランと異なり、多くの人が稼ぎやすいプランとなっています。
その理由については、以下の記事にてそれぞれの報酬プランを詳細にご紹介しております。
ユニレベルの還元率は?
ユニレベルについて簡単に仕組みをご紹介すると、自分の直紹介を1段目とし、1段目の直紹介者を自分から見ると2段目とします。
キャナウェイでは、10段目までの報酬を得ることができます。
しかし、段数によって還元率が異なり、通常は段数が深くなることで、還元率が上がっていく仕組みをとっております。
また下記段数適用については、ご自身の獲得タイトルによって異なります。
これは、初心者が収入として得るためには多くの人数と深い段数とタイトル獲得が必要であることを意味しております。
特に1段目(直紹介)だけでの収入確立は困難であり、2段目3段目が出来上がるようにダウンさんを教育しなければなりません。
キャナウェイのファストスタートプランが粗悪すぎる?
キャナウェイには、ブランド・アンバサダーになると、
・ファストスタート ジュニアエグゼクティブ バリューパック(30日期間)
・ファストスタート エグゼクティブ バリューパック(45日期間)
・ファストスタートトータルプロダクト エクスペリエンス バリューパック(60日期間)
のいずれかを購入するとファストスタートを狙うことができます。
その後、登録日より30-60日以内に3人の新規BAをスポンサー又は顧客又は両方の組み合わせのいずれかが、バリューパックをBA(あなた)の登録日から30-60日以内に購入したとします。
すると、ご自身にファストスタート条件が満たされる仕組みをとっております。
その後のボーナスプランをもらう条件は、
ファストスタート3,000→最初の60⽇以内に、⾃分から4段⽬までの組織売上(QGV)が最低3000QGVであること。(⼀つのチーム⼜はレッグが60%のQGVを超えないこと)
ファストスタート9,000→最初の90⽇以内に、⾃分から4段⽬までの組織売上(QGV)が最低3000QGVであること。(⼀つのチーム⼜はレッグが60%のQGVを超えないこと)
といった条件となり、上記条件を満たすと追加ボーナスがもらえます。
しかし、上記3つのバリューパックはかなりの高額プランで、他の人に同じ費用を気軽に勧めることは難しいと感じます。
ちなみにファストスタート・ジュニア・エグゼクティブ・バリューパックで、
会員価格:94,575円(小売価格:113,501円)
となり、初期で11万を支払うのは大きなリスクがあると考えます。
ネットワークビジネスを始める上でまず重要なのが、MLMの知識と物の見方考え方であると思います。
それにもかかわらず、まずは行動して3000QGVを最大90日以内(3ヶ月)で達成するのは、普通の人が人脈から作って組織を作るのは困難ではないでしょうか。
今からでも参加するべき会社?
結論として今からでもビジネス参加するべき会社なのかについて下記私なりの見解となります。
紹介障壁が高い会社(取扱商材)
大麻=違法ではないという概念を壊せるか
やはり、ネットワークビジネスと聞くだけでも拒否反応や嫌な顔をされる業界で、「医薬大麻」を扱っているという話になると、どれだけの人が納得してビジネス参加するのでしょうか。
きっと多くの人は「怪しい」と思ってしまうと思いますので、まずは医薬大麻に対する理解を得られなければ難しいと感じます。
何十人もリクルートできる会社か
上記取扱商材もあり、なかなか大人数の人をリクルートできるかどうか疑問です。
多くの人をリクルートするなら、誰もが納得する製品や品質でないと、広がりにくい(拡散力が弱い)です。
口コミでは直接会ったりするための交通費やお茶代も大人数になると巨額な費用になると思います。
また、ネット集客がOKであってもネットの知識がなければ、集客のハードルは高いです。
20人リクルートしても、途中で脱落せず、実際にビジネス参加者として長期的に取り組む人は数人かと思います。
継続的に活動できるか
降格する危険
キャナウェイでは数多くのタイトルがあります。
実際に、一生懸命タイトル獲得しても、グループ全体の売上が条件に合わない場合、降格する危険があります。
こんないつでも降格することに怯え、手の抜けないネットワークビジネスをいつまで続けることができますでしょうか・・・
経済的負担が大きい
年会費もあれば、商品自体も1万円以上する高額商品だらけです。
そんな費用ばかりかかる活動をあなたのダウンさんはいつまで続けることができるかは疑問です。
まとめ
医薬大麻を扱ったネットワークビジネスは極めて稀な会社だと思います。
そして、アメリカを起点に数多くの国に展開できる技術力を持った信頼できる会社であります。
もし、あなたが医薬大麻や商品購入の費用に対して抵抗がないのでしたら、キャナウェイは一つの選択肢として候補に入れていいと思います。
しかしながら、こういった商材は多くの人が大麻=違法という偏見を持っている状況で、うまく説得できる力が求められております。
私自身も、キャナウェイのことを知る前は、大麻は危険で危ないものであるという考えを持っていましたので、きっと多くの人がそう思っているはずです。
つまり説得できなければ怪しいで終了です。人を勧誘することすらできないかもしれません。
あなたが、医薬大麻を多くの人に知ってもらいたいという熱い気持ちがあるならお勧めできますが、多くの人は権利収入を得るためにネットワークビジネスを始め、その一つとしてキャナウェイを選択したのではないでしょうか。
そういった状況で、一つのMLMの会社にこだわる必要はなく、普通の人が成功しやすい、収入を取りやすい会社があるならそっちでも良いはずです。
今一度、ご自身が活動しているMLMを見直して、多くの人が参入したくなるような会社なのか、考えてみてはいかがでしょうか。