ACNという会社名をご存知でしょうか?
「電気を人に紹介するだけで、報酬を得ることができる」
といった謳い文句で勧められたことはありますでしょうか?
ACNは、アメリカ合衆国の電気通信事業者です。
実際のところ、、、
- サービス品質は?
- MLMとしての評判は?
- ビジネスとして始めるべき会社なのか?
- 稼げるのか?
実際、インフラサービスをビジネス活動のために乗り換えるだけで済みますが、還元率の低さが大きなネックとなりそうです。
安定した権利収入を得るためには、かなりの数をこなさないといけなく、大変であることが分かりました。
そんなACNについて調査した結果を大公開しちゃいます。
目次
「ACN」とは?
会社概要
社名 | ACNジャパン合同会社 ACN Japan G.K. |
所在地 | 〒105-0013 東京都港区浜松町1-10-17 KOYO BUILDING 9階 03-4578-7994(代表) |
職務執行者 | デイブ・ステヴァノスキィ |
事業内容 | 通信サービス・通信機器の卸売、小売、 委託販売 インターネット関連サービスの提供 |
ACNは本社がアメリカで、ノースカロライナ州シャーロットに近いコンコードという町に位置しています。ACN設立は1993年で20年以上歴史ある会社です。
日本にビジネスとして入ってきたのは、2016年でまだまだ認知度の低い会社の印象を受けます。
企業理念
ACNは
「ギビング・バック・プログラム」
というものを掲げております。
ギビング・バック・プログラムとは、会社の収益の一部を主に経済的に困難な状況下にある日本の子どもたちのために、直接支援を行うチャリティプログラムのことです。
ギビング・バックをACNの使命と捉え、地域社会に対しての貢献意欲が強い印象を持ちますね。
販売商材
ACNの販売商材は電気小売(インフラ系)をメインとしたネットワークビジネスの会社です。
つまり、電気・ガス・インターネット回線を少しばかりお得な値段で利用できるようにしております。
携帯電話やインターネット等の通信・エネルギーなどは、みなさんが生活する上で不可欠なサービスや製品であり、それをACNでは取り扱っているようです。
みなさんが絶対使用するものを商材として取り扱っているのはかなり強いですね!
「ACN」の製品評判
必要不可欠なインフラを取り扱い、需要が高い
これまでのインターネットビジネスは製品などを取り扱う会社が一般的で、ビジネスをスタートさせるために、何かしらの商材を購入する必要があります。
つまり、ビジネスをする側も新たな人に商品購入を促す必要があり、大なり小なり何かしらの支出を伴うものとなっております。
だからこそ、こういった商品を押し売りすることによってネットワークビジネスが世間から敬遠される印象をもたらしていると思っています。
別に好きなものを押し売りされたりしちゃ嫌ですよね。
ましてや商品好きでもビジネスに興味ない人からすればどうでもいい話ですし・・・
ACNの場合は、今支出しているサービスをACNの方に切り替えるだけですので、余計な支出も増えず、むしろ安くで利用できることもあるので、ビジネススタートのハードルが低いのも利点だと思います。
しかし、現実問題どうなのかについては、後ほど紹介いたしますね。
主力サービスは、「電気の小売」
電力に関しては
ズームエナジージャパン合同会社
という会社が子会社が管理しています。この会社が電力を作っているわけではありません。
電力会社から電力を購入し、流して売っているような形態をとっております。
電力会社同士は同じ送配電網を使っているのでそのまま利用できるのもメリットですね。
しかし、なぜこれで安くなるのか不思議ですよね・・・
とは言いつつも、地域や場所、使用量によっては安くならないこともあるそうなので、一度料金シュミレーションした方が良さそうですね。
ACNが健全との噂?
ACNは個人代理店以外のただ、電気を使うユーザーにズームエナジーに切り替えてもらうだけで、幾らかの収益を得ることが可能です。
なので、紹介する側は、ビジネスとして参加することを強要せず、ユーザーとして使用する人に紹介するだけでも収益が得られるので、無理やり勧誘がないのかもしれないです。
また、ズームエナジーに切り替えるのも
- 初期費用不要
- 違約金なし
で切り替えが可能なのです!
MLMとしての評判
ACNの会費
ACNのビジネス会員となるためには、登録費として
44,900円
必要になります。(結構高額ですね・・・)
また、ACNジャパンには大きく二つの会員があります。
- TT(チームトレーナー)
- CR(カスタマーレプレゼンタティブ)
年間更新料は、TTが12,000円、CRは3,900円となり、CRが明らかにお得ですが、TTになるとダウンラインからの報酬が全て受け取れるようになります。
一方CRになると、ダウンラインからの報酬が得られない上に直紹介の報酬もTTの半分となってしまいます。
ビジネスとして収益を得ていくには、TT一択かなという印象ですが、まずはお試し程度で!っていう人はCRもありだと思います。
しかし、初期登録料が高額ですね。
活動していき、どのタイミングで初期費用をpayできるのかが不安ですね・・・
報酬プラン
ACNジャパンの報酬プランは大きく分けて以下の3つです。
- パーソナルコミッション報酬
- ダウンライン報酬
- CABボーナス
パーソナルコミッション報酬
ズームエナジーのカスタマーポイントは1契約につき、2ポイント取得します。
そして、電力売り上げの半分を電力会社の分とし、残り半分を自分自身の収益とします。
残り半分が自分自身の収益といえど、カスタマーポイントによって率が変わります。
カスタマーポイント:1〜29ポイント
⇨売上げ50%の1%が報酬
カスタマーポイント:30〜39ポイント
⇨売上げ50%の3%が報酬
カスタマーポイント:40〜49ポイント
⇨売上げ50%の5%が報酬
カスタマーポイント:50〜ポイント
⇨売上げ50%の10%が報酬
20人紹介で、単価5,000円で例えて説明すると、
単価5,000円×50%×20人×3%=1,500円なので、年間計算で
18,000円
の報酬となります。
ダウンライン報酬
自分自身が紹介したビジネスパートナーであるTTを1階層とし、その人がダウンを作れば2階層とします。
それぞれの階層での報酬は以下となります。
- 1階層:0.25%
- 2階層:0.25%
- 3階層:0.25%
- 4階層:0.5%
- 5階層:2%
- 6階層:3%
- 7階層:8%
4階層まで1%を切る割合ですね。
結構な人数が必要になりそうな予感です。
CABボーナス
ビジネスパートナー(44,900円)を紹介した場合の収益となります。
そして、自分自身が紹介したビジネスパートナーが他のビジネスパートナーを紹介しても報酬が入る仕組みです。
還元率が低い
上記報酬プランからもわかるとおり、デメリットとして、他のMLM企業と比べ、還元率がめちゃくちゃ低いです・・・
なので収益として確実なものにするためには、多くの人数をリクルートする必要があります。
(以下図はイメージです(笑))
しかも、初期費用をpayするにために4人の紹介を作るとします。
その場合、最低でも20人は紹介しないといけないと言われています。
それはなぜか?途中でやめる人がいるからですね・・・
回収するには長い時間をかけて権利収入を作り上げないと厳しい印象です。
しかし、ACNの場合は商品購入のMLMと違って月額費用がかからないので、いかにそのメリットを推して乗り換えユーザーを増やすかが鍵だと思います。
電気サービスといった無形物を人に勧める難しさ
ACNは電気小売を取り扱っています。今使用している電気料金から値下げしないと、乗り換える必要はないかと思います。
しかもやはり大きな電力会社の電気を利用する方が何かあった時のサポート体制も安心できますしね。
私なら、どこかよくわからない電力小売会社で契約するのはためらってしまいそうです。みなさんはどうでしょうか?
なので、ACNにわざわざ乗り換えてもらうためには、乗り換えによる費用削減がどれだけ実現できるかを知っていただく必要があります。
しかし、電気料金は複雑で使用量によって変動します。
紹介するにあたっては、紹介する人の電気料金や使用量を聞きながら、ACNの方がお得であることをPRする必要があるのでハードルが高いですね・・・
上記のお話から、営業の難しさを実感するのではないでしょうか?
まとめ
メリット | デメリット | |
商材 | ・生活のインフラで需要が高い ・初期費用、違約金なしで切り替え可能 | ・料金が安くなるかは地域性あり ・よくわからない会社への不安 |
ビジネス活動 | ・ビジネス参加を強要せず、 ユーザーに紹介するだけでも収益が得られる ・需要の高い商材で人に勧めやすい | ・会費が44,900円と高額 ・還元率がかなり低い(4階層で0.5%) ・最低でも20人リクルート目標 ・サービス等の無形物を勧める難しさ (電気料金が複雑) |
多くの人が続けられるMLMは、初期費用も抑えたMLMを選択し、長期的に取り組んでいく必要があります。
それはなぜか?
私たちのような一般凡人は、知識もなければ人脈もなく、ダウンさん一人を作るのでさえ苦労してしまいます。
だからこそ活動における初期費用が限りなくリスク0で、長期的な継続した活動ができるような月額費でのネットワークビジネスで活動していきたいですね。
ネットワークビジネスは難しいとか、収入として確立するのはほんの一握りの人だけと言われています。
権利収入は無理だと言って、労働収入を選択しますか?これから何十年と必死に身体を使って働き続けますか?
私たちのような知識や経験・人脈もない一般凡人が権利収入を得るためには、ネットワークビジネスしかないと思っています。